【お知らせ】「がんとお金の本」(Bkc)重版されました!

【お知らせ】「がんとお金の本」(Bkc)重版されました!

みなさん、ごきげんよう。FP黒田です。

2011年8月に出版された「がんとお金の本~がんになった私が伝えたい58のアドバイス~」ですが、この度、めでたく重版されました!

しばらく在庫切れが続いている状態で、みなさまには大変ご迷惑をお掛けしております。

なお、amazonでは、ステータスが「在庫切れ」となっておりますが、商品が配送センターで受領され、販売可能な在庫が確保されると、「在庫あり」の表示となるそうです。もう、しばしお待ちください。

楽天ブックスさんでは、「在庫あり」です。

この約5年で、この’黄色い本’は、本当に多くの方に購読いただきましたが、厳しい出版業界において、さらに改訂版が上梓されるのは、とても嬉しいことです。

実は、近々また新刊も上梓される予定です。みなさま、どうぞ、お楽しみに~!

2016.06.29①

2016.06.29②

 

【ご案内】がんくら7月定例会セミナー「がん患者が入れるがん保険について考える」

みなさん、ごきげんよう。FP黒田です。

がんと暮らしを考える会の7月定例会セミナーは、「がん患者が入れるがん保険について考える」をテーマにCFP・竹下さくらさんに、ご登壇いただきます。

やはり、保険といえば、竹下さん!

当日は、第二部にパネルディスカッションも行います。

元近代セールス社の岡本さんと一緒に、黒田もパネリストとして参加させていただくことになりました。

がん保険のみならず、がん患者の生活設計や経済的リスクに備える方法について、色々とお話ができるのを楽しみにしています。

がん患者でも加入できるがん保険等は、非常にニーズの高いテーマで、セミナーでもがん患者さんから必ず出る質問の1つです。

また、今年3月にアフラックから発売されたがん経験者向けの生きるためのがん保険 寄りそうDays」も、お客さまからの反応が好調だと聞いています。

興味がある方は、是非ともご参加ください。

●日時:7月21日(木)18:30~20:30

●会場:BNPパリバグループ 42階 講義室

東京都千代田区丸の内1-9-1 グランドトーキョーノースタワー

■申込みサイト
↓ ↓ ↓ ↓

http://kokucheese.com/event/index/405750/

詳しくはこちら↓

20160721定期会案内

 

 

FPは私にとって「天職」なのだろうか?

みなさん、ごきげんよう。FP黒田です。

私も執筆させていただいているPRESIDENT Online で、あるコラムが心に残りました。

習慣化コンサルタント 古川武士氏の「超一流は10億円あっても辞めない仕事に就く」です。

私が下手に要約するよりも、内容は、是非読んでいただきたいのですが(その方が、プレジデントオンライン担当のOさんも喜ぶでしょう)、気になったのは、「ライフワークとライスワークの違い」そして「天職の定義」のくだりです。

私もライフプランセミナーなどで、働き方には、4つのRもしくはLがあるとお伝えしています。

①家計を維持するための「Rice Work(ライスワーク)」

②好きなことを仕事にする「Like Work(ライクワーク)」

③一生を通じて行う「Life Work(ライフワーク)」

④人々に光を照らすような正しい「Right / Light Work(ライトワーク)」である。

何のために働くかは人それぞれ。でも人が働くのは、「生活の糧」を得るためだけではありません。そこに、やりがいや生きがいといった「人生の糧」を求めることができます。

私も大学を出て就職し、働き始めた頃は、まさにライスワーク。それが仕事や働くことが好きになってきてライクワークへ。最近では、ライフワークとして一生ものの仕事ができているかなあ、という感じでしょうか。

いずれライトワークになれたら、と思っています。

そしてもうひとつの「天職の定義」についてです。

古川さんは、天職について、こう述べておられます(以下、抜粋)。

「天職とは、「人のために自分のやりたいことをすること。そして、自分自身を最も輝かせる生き方のできる職業」。シンプルな定義ですが、確信を持って言えます。」

なるほど~。ということはFPは、私にとって天職なのかも??

さらにもうひとつ、衝撃の一文が!(以下、抜粋)。

「天職に就くと、結果として、休みと仕事の日の境界線がなくなる状態になります。これは、ワーカホリックとは違います。大好きで趣味と区別がない。というよりも天職と同じだけのインパクトのある幸福を与えてくれる趣味がないのです。趣味そのものが仕事といえる状態です。」

おおっ、まさに、私の日常ではないですか!

ということは、私はワーカホリックじゃなくて、こんなに仕事ばっかりしてなのは、FPを天職にしているという証拠なのでしょうか???

要領が悪いか、能力が低くて、うまく仕事をこなせないだけかと思ってました・・・(苦笑)。

6/19「FUN!Breast Cancer Festival~自分らしく生きるために~」

みなさん、ごきげんよう。FP黒田です。

6月19日(日)、がん研有明病院にて、乳がん患者のためのフェスティバルが開催されました。

今年は、よくある患者イベントのように、がん検診の必要性を訴えたり、がんのお勉強をしたりといったものではなく、とにかく患者さんに、楽しんでもらおう、元気を出してもらおう、というのがコンセプト。

屋外では、RUN&WALKあり。

屋内では、さまざまな相談コーナーやトークショー、ゴスペル、ファッションショーあり、ということで、数時間の間に内容がぎっしり詰まったイベントになりました。

当日のイベントの模様は、さまざまなメディアにも取り上げられました(絵的にファッションショーに関するものがほとんどですが・・・(苦笑))

●TBS「あさチャン」

https://jcc.jp/news/11057812/

●Yahoo!ニュース・TBSニュース

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20160620-00000016-jnn-soci

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2801888.html

●テレ朝「ANAニュース」

http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000077326.html

またステージ上でにぎやかなイベントをやっている一方、FPと社労士による無料相談コーナーでは、予約枠8組に対して、19組ものお客さまが相談をご希望。まさに相談員はフル稼働だったのです。

イベントもそうですが、「相談者がひとりも来なかったらどうしようと」、みんなで心配していたのが冗談のような盛況ぶりでした。

なかには、「お金のことを相談できて、本当に良かったです」と涙ぐまれた方もいらっしゃったそうです。

今後も、機会があれば同じような相談会を実施していきたいと思っております。「是非、ウチでもやって欲しい!」というご希望があれば、ご連絡ください(笑)

実行委員のひとりとして、昨年末から半年以上、さまざまな企画や運営上のアレコレを打ち合わせして、本業との両立が本当に大変でした。でも、檀上から見るお客さんの嬉しそうな、楽しそうな表情を見て、報われたような気がします。

会場を提供して下さったがん研有明病院さんや、多くのボランティアスタッフとしてお手伝い下さった、同病院の医師や看護師等のみなさまにも感謝、感謝です。

がん研の患者のひとりとして、この病院のこの先生方に治療していただいて、本当に良かったと再認識しました。

また参加された方は、こんな病院で、こんな先生方に診てもらいたいと思われたのではないでしょうか?

患者さんのために、ファッションショーでベルサーチのシャツを着て、へそだしできる先生なんて、なかなかいませんよ!

私が担当した「お金と治療に関するトークショー」先生方はみなイケメン揃いでした!

私が担当した「お金と治療に関するトークショー」先生方はみなイケメン揃いでした!

BCSCコーラスによるゴスペル。噂では、病院長が聴きながら涙していたとか・・・

BCSCコーラスによるゴスペル。噂では、病院長が聴きながら涙していたとか・・・

ファッションショーは、とにかく人・人・人!すごい人でエスカレーターに乗らないと見えません!

ファッションショーは、とにかく人・人・人!すごい人でエスカレーターに乗らないと見えません!

 

お金と社会保険・仕事に関する相談コーナーを担当していただいたFP&社労士等のスタッフ

お金と社会保険・仕事に関する相談コーナーを担当していただいたFP&社労士等のスタッフ

 

 

 

乳癌学会内で初めての試み!サバイバーによる患者プログラム無事終了!

みなさん、ごきげんよう。FP黒田です。

6月17日、第24回日本乳癌学術総会が開催され、患者セッションでがんとお金、就労について登壇しました。

この患者セッションは、乳がんサバイバーが実行委員となって企画、運営に参画したもので、乳癌学会内でこれほど大掛かりなプログラムが行われたのは、初めてのことだそうです。

患者セッションのテーマは、「こころと身体のサポーディブケア~体験者と医療者のために~」

私が担当したお金、就労以外にも、メディカルヨガの提案や、乳癌の術後ケアのためのピラティス、がん患者のアピアランス支援乳、安全に運動するための知識や方法など、さまざまなプログラムが行われました。

また恒例のランチョンセミナーは、乳がんサバイバーのために考案されたお弁当が一流シェフによって手作りされ、さらに和菓子の老舗「たねや」さんのずっしりと重いお土産付きで、なんと1,000円ポッキリ!

内科医の渡邉先生のためになるお話を拝聴しながら、一緒に美味しくいただきました。

ちなみに、ランチョンセミナーについて、私は実行委員のため、当日余ったら申込みしても良いと言われていたのです。当日の列に並びました~!

患者セッションは、定員260名に対して、お申込みは330名超だったそうです。

学会といえば、医療者や製薬会社、メーカーなど、スーツ姿の参加者がほとんどですが、患者セッションの会場には、フツーの恰好をしたサバイバーの方々があふれ、みなさんの関心の高さが伺える会になりました。

ちなみに、この日6月17日は私の47回目の誕生日。

私の担当セッションで、「実は今日はワタクシの誕生日でございまして・・・」とお伝えすると、会場のみなさんから温かな拍手をいただきました。

自分の誕生日にこのような機会に参加できることを深く感謝した1日となりました。

みなさん、本当にどうもありがとうございます。

東京ミッドタウンメディカルセンター渡邉美和子先生監修の乳がんサバイバーのためのお弁当

東京ミッドタウンメディカルセンター渡邉美和子先生監修の乳がんサバイバーのためのお弁当

 

これだけの見た目とボリュームなのに500kcal未満!

これだけの見た目とボリュームなのに500kcal未満!

 

ランチョンセミナーのお土産「たねや」さんの食べて身体イイお菓子!

ランチョンセミナーのお土産「たねや」さんの食べて身体イイお菓子!

ラストはみんなで乳がんサバイバーのためのラジオ体操!

ラストはみんなで乳がんサバイバーのためのラジオ体操!

疲れて帰ってきたら、枕元にこんなプレゼントが!これだから母親はやめられませんね(笑)

疲れて帰ってきたら、枕元にこんなプレゼントが!これだから母親はやめられません(笑)

勝俣医師の「がんを正しく恐れること」を読んで

みなさん、ごきげんよう。FP黒田です。

YOMIURIONLINEで連載されている「がん診療の誤解を解く 腫瘍内科医Dr.勝俣の視点」の6月13日にアップされたコラム「がんを正しく恐れること(上)~がんは検診さえしておけばよいというのではない~」を拝見しました。

日頃から、勝俣先生が発信されるご意見は、いつも興味深く拝見させていただいておりますが、今回のコラムもまた、深く、深く考えさせられる内容でした。

以下は、コラムの最後にある「わたしたちにできること」からの抜粋です。

************************************

芸能人の乳がんが報道された後、街角で若い女性にインタビューをし、
「私も検診に行かなくちゃ」
などと言わせていることは、がん検診に対して、正しい認識を広めることではなく、間違っているどころか、有害なことでもあるということをわかってもらわなければならないと思います。

 がんは、決して特別な病気ではありません。
がんイコール死ではなく、手術や検診だけが大事というわけではありません。
がんを持ちながらも、抗がん剤治療をしながらも、共存・共生ができるようになりました。

 2人に1人はがんになる時代、身内にも、職場にも、がんの患者さんはいらっしゃるのではないでしょうか。

 私たちにできることは、正しくがんを恐れ、正しい情報を身につけることだと思います。

 また、がんの患者さんに対しては、決して特別視することなく、温かく見守り、応援してほしいと思います。

************************************

タイトルにもあるように、「正しくがんを恐れること」という言葉が非常に印象的です。

がんを知らない多くの人にとって、がんはとても恐ろしい病気に感じられることでしょう。

がんサバイバーとしては、知識のないまま、むやみやたらに怖がられても困るので、つい「がんは怖くないよ、ちゃんと治療したら治る病気だよ」と言いたくなります。

もちろん、まったくの誤りではないのですが、その人がどのような種類のがんに、どのくらいの進行度で見つかったかによって、状況は一変します。

私のようにがんになっても、元気に生活できている人間もいれば、そうでない人もたくさんいる。がんはひとまとめにはできない、とても多様な病気だという事実に、罹患してはじめて知りました。

ですから、「正しくがんを恐れる」というのは、実感としてよく理解できます。

健康な方が、検診を受けたり、がんや病気にならない生活を心掛けたりするのは大切なことです。

でも、もし自分や大切な人ががんになったとしたら(その確率は、今や1/2ですので、万が一というレベルではありません)、そのときに何をすべきか、どう行動するか、罹患した後が肝心です。

最近、アドラー心理学が注目を浴びているようですが、アドラー心理学のキーワードとして、「楽観主義」が挙げられています。

「楽観主義」は「楽天主義」と混同されがち。イメージとしては何か物事が起きた場合に、前者は「なんとかしよう」と自発的に行動し、後者は「なんとかなる」だろうと流れに身を任せる。そんな感じでしょうか。

がんになったとき、物事をポジティブに捉え、ここ一番というときに楽観主義を貫けるかどうか-それが、試されているような気がします。

あともう1つ。

勝俣先生が、コラムで「がん検診」のことに言及されておられましたが、なんだか似ているものがあるなあ、と思っていたら、「がん保険」でした(苦笑)。

「保険さえ入っておけば大丈夫!」と安心するのは要注意!保険は万能ではなく、保険会社との契約の範囲内しかカバーされません。

保険に加入しているのであれば、「どんなときに保険金がもらえるか」という給付される場合以上に、「どんなときに保険がもらえないか」という給付されんない場合を確認しておくことです。

さて、みなさんも、是非、勝俣先生のコラムの全文をお読みください。

 

 

今週は、日本乳癌学会&乳がんサバイバーイベント開催!今、マイデスクが大変なことに・・・

みなさん、ごきげんよう。FP黒田です。

今週、16日から18日に東京ビックサイトにて、日本乳癌学会が開催されます。

私は、17日の以下の患者向けプログラムに、聖路加国際病院・相談センターの橋本さんと登壇する予定。

座長は、同病院の金井さんにお願いしております。

●9:40~10:30 患者セッション1
乳がんサバイバーの自分らしい生き方と「おカネ」、「働く」を考える ~乳がんと経済的リスクとその現状について~

さらに19日は、「FUN! and LIFE! Breast Cancer Festival 〜自分らしく生きるために〜」と題して患者イベントが行われます。

それぞれ、主催する実行委員名は違いますが、メンバーは同じ・・・

もちろん本業を抱えながら、ボランティアで実行委員のお仕事をこなしております。

というわけで、今のワタクシの机が大変なことに。

パソコン左横に、未処理分の案件やら、資料をどんどん積み重ねていったら、目の高さよりも上になってしまい、今にも崩れそう(苦笑)

2016.06.15

来週以降も、ところてん方式で仕事が繰り延べされて、バタバタだわ、

娘の部活の大会と日曜日のイベントが重なって、娘から「公式戦の決勝がある大事な週末に仕事を入れるなんて、お母さんひどいっ」と恨まれるわ、

とにかくてんてこまいですが、最後までがんばりますので、みなさん、会場にお越しくださいませ。

RUN&WALKの締切は終了しましたが、当日ご来場くだされば参加可能とのことです。

会場で、黒田を見かけたら、お気軽にお声掛けください。