みなさん、ごきげんよう。FP黒田です。
1月29日(月)、東京ガーデンテラス紀尾井タワー内にあるヤフー株式会社にて、がんアライ部の第2回勉強会に参加してきました。
がんアライ部は、勉強会やイベントセミナーを通して、がん患者とともに働く人々の リテラシー向上を目指した民間プロジェクト。
arun代表の功能さんとライフネット生命の岩瀬さんを代表発起人とした活動です。
2回目となる今回の勉強会では、代表発起人の功能さん、岩瀬さんから、がんアライ部の活動報告と今後の展望についてのお話。
続いて、順天堂大学の遠藤先生の「がん治療と就労の両立支援」に関するご講演&参加者によるワークショップと盛りだくさんの内容でした。
とくに、遠藤先生のご講演は、日本初のがん患者就労実態追跡調査の結果や、がん治療と就労の両立支援のキーワードとなる「疾病性」と「事例性」など、患者さんに接する機会の多い者にとっては、興味深いものばかり。
産業医としても従事されてきたご経験を踏まえた遠藤先生のお話は、就労支援に携わる専門職の方々なら、知っておくべき内容だと痛感しました。
その後のワークショップは、参加せず、皆さんが話し合われた内容や様子を拝見していましたが、熱心に話をしておられる様子が伺えました。
最後に、各グル―プで話し合った内容を発表。
参加者には大企業が多いということで、「制度は充実しているけれども、それをどのように罹患した従業員に周知していくか、利用してもらうべきかが重要では?」という点は確かにその通り。
社内にあるそれぞれの制度(点)をつなげて、ネットワーク(線)化していただきたいですね。
この日の模様は、翌日のBSジャパンの日経モーニングプラスで放映されたよう。
「黒田さん、映ってるの観ました~!」と知り合いの方からさっそく連絡があって、びっくりしました(笑)