新連載始まりましたー!「マネー現代」

新連載始まりましたー!「マネー現代」

みなさん、ごきげんよう。FP黒田です。

最近、なぜか原稿執筆のご依頼が非常に多くなっておりまして、しかも毎月の連載モノ。

おそらく、ネット配信の記事が増え、必要な原稿の数が増えてきたためとマネーに関する記事への関心が高いからではないかと推測されます。

でも、ネット配信の記事って、なんとなくタイトルに惹かれて読んでみたものの「なーんだ」って感じで、内容が薄くて、読み捨てにされるような記事も多いような・・・

ワタクシとしては、実名で書くからには、しっかりとした内容のものにしたいと常に考えておりまして、そんなに軽ーい感じで書けないんですよ。

ご依頼が多いのは、そんな強い想いが伝わっているせいもあるのかもしれませんが、なかには、条件等があわず、泣く泣くお断りする案件も。

その中で、担当編集さんの強いご希望によりお引き受けすることになったのが、講談社さんの「マネー現代」です。

すでに今月27日、差額ベッド代についての記事が配信されています。

約100万円が「無料=0円」に!知っておきたい差額ベッド代の勘定

とくに、医療・介護等についての記事を中心に執筆しますので、お楽しみにー。

 

リニューアルしたティーペック株式会社 「T-PEC Channel」に登場してます!

みなさん、ごきげんよう。FP黒田です。

保険関係のお仕事をされている方であれば、よくご存じのティーペックさん。

充実のセカンドオピニオンサービスや24時間健康ダイヤルなど、次々と新しい付帯サービスをご提案されていますよね。

保険選びのポイントとして、ティーペックさんの付帯サービスが受けられるかも条件の一つにあげるFPもいるほどです。

同社では、保険会社の方々などを対象に「ドクターオブドクターズネットワーク(DofD)認定者」という認定制度を実施。

「DofD認定講師」や「DofD認定プロデューサー」等の資格者に対する情報提供を行う専用webサイトを運営されてきました。

10月1日に、このサイトが 「T-PEC Channel」としてリニューアル。

ティーペックさんとは、以前、砂原社長にインタビューさせていただいて以来のご縁。これまでも、同社のサービスについて、たびたび問い合わせをお願いしておりました。

そこに、黒田も参加しているんです!

現在、アクセスランキング1にランキングされている↓は、さまざまながんに罹患された幅広い年代の女性たちのリアルなお話が繰り広げられており、要チェックです!

【女性がん患者の座談会1】告知をうけて変わったこと、変わらないこと

(座談会メンバーの協力は、がんに直面する女性のためのコミュニティ『Peer Ring ピアリング』さん)
https://peer-ring.com/

他にも、気になる医療情報などの情報が盛りだくさんですので、是非、対象者の方は登録&閲覧ください!

10/17配信「医療費控除の対象となる医療費」記事について

みなさん、ごきげんよう。FP黒田です。

10月17日にRAKUTEN NEWSで配信された「知って損なし「医療費控除対象」32項目」(プレジデントオンラインから転載)の内容についてお問合せがありましたので、コメントさせていただきたいと思います。

お問合せがあったのは、医療費控除の対象になるもの、ならないもののうち「整体」に関する記述です(以下、記事から抜粋)。

その他

<対象になる出費>
●病気・ケガの治療を目的として、マッサージ、鍼灸、整体などを受けたときの施術費用

<対象にならない出費>
●「疲れを癒やす」「体調を整える」といった、治療に直接関係のない目的でかかったマッサージ、鍼灸、整体などの費用

おそらく整体師の方だと思われますが、

「いつから、どのような経緯で、整体は医療費控除の対象になったのですか?」

「整体は対象にならないので、混同されると思います」

などのコメントをいただきました。

上記の記事以外に、医療費控除の対象となる医療費については、国税庁の「No.1122 医療費控除の対象となる医療費」をもとに構成しています。

ここでは、医療費控除の対象となる医療費として、以下のものが明記されています。

4 あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、柔道整復師による施術の対価(ただし、疲れを癒したり、体調を整えるといった治療に直接関係のないものは含まれません。)

つまり、あん摩マッサージ指圧師や、はり師、きゅう師、柔道整復師などの国家資格を有している方の治療には、公的医療保険が適用されるものも多く、その場合には治療として医療費控除の対象となる。ということだと理解しています。

ただ、整体師はこれらの資格とは異なります。「整体=整体師が行う施術」だとすると、医療費控除の対象外ではないか?というご指摘はごもっともです。

ただし、今回の記事では、読者のみなさんへの分かりやすさを重視し、「整体=手技を用いた代替医療」としてとらえ、あん摩マッサージ指圧師等の方が行うものも含めて「整体」という表現を使用しています。

その後に、医療費控除の対象とならないものとして、健康増進のためとして行われるマッサージ、整体を挙げておりますし・・・

ただ、医療者の方からの、「患者さんに混同されてしまうのでは?」というご意見は、しっかりと拝聴いたしました。

是非、今後の記事作成の参考とさせていただきます。

いずれにせよ、疾病の治療について、個々の症状・疾病の診断は専門的な知見で判断されるものですから、実際の受診に際して、医療費控除の対象となるかどうかを確認することをお勧めします。

なお、個別にコメントいただいた方へはすべてお答えしきれず、HP上での回答になりましたことをご容赦ください。

 

【新刊のお知らせ】「プレシジョン・メディシン~ビッグデータの構築・分析から臨床応用・課題まで」(株式会社エヌ・ティー・エヌ)が上梓されました!

みなさん、ごきげんよう。FP黒田です。

本日は、黒田が寄稿した書籍発刊のお知らせです。

プレシジョン・メディシン~ビッグデータの構築・分析から臨床プレシジョン・メディシン応用・課題まで」(株式会社エヌ・ティー・エヌ)

ここ数年、大きく取りあげられているプレシジョン・メディシンに関する情報が網羅された1冊で、黒田は、保険診療の課題について担当しました。

最初、ご依頼をいただいた際には、他の寄稿者の方々が、有名大学のエライ先生ばかりで、「なんで、私が??」と大変驚いたものです。

とはいえ、「いただいた仕事は断らないのがモットー」のワタクシ。

しかも、かねてから関心の高いプレシジョン・メディシンに関するものでしたので、せっかくの機会とお引き受けした次第です。

しかし、書き始めていると、正直本当に大変でした。ボリュームもありますし、資料や文献集めから、データの確認などなど、久々に頑張った!という感じの原稿になりました。

ただし、かなり専門的な内容の専門書で、ハードカバー付!

お値段も税込¥49,680円とケタ違い。

寄稿者であるワタクシへの献本もナシです(笑)

なお、著者割引があるようですので、ご興味がある方はお声掛けください。

 

NHKあさイチに出演して。情報を伝える難しさとメディアのチカラ。そして何よりも「患者さんのために」

みなさん、ごきげんよう。FP黒田です。

今月10日のNHKあさイチの「がんになったときのお金」特集に出演しました。

さすが「NHK」。さすが「あさイチ」という感じで、仕事関係者はもちろん、全国のがん友や知人・友人・親類縁者などなど。各方面から「観ました!」というたくさんのご連絡を頂戴しました。

みなさん、ありがとうございます。

そして、NHKさんには、今回「がんとお金」というテーマを取りあげてくださったことを深く感謝します。

私が2009年に乳がんに罹患して以来、FPとして、乳がんサバイバーとしてがんとお金に関する問題について取り組んできました。

以前よりは、がんになったときにかかる医療費や治療費のこと。休職や離職で収入が減ってしまうことなどが注目されるようになりましたが、まだ十分とはいえません。

とくに、がんでお金に困ったときに、どこに相談して良いのか、途方に暮れる患者さんが多いのが現実です。

以前、医療機関でがん患者さんの相談を受けたときのこと。

「お医者さんにお金のことを話すと、自分の命とお金を天秤にかけているようで言い出せなかった。

相談できる人や場所があることも知らなかった。

もっと早く知っていたら、こんなに苦しまずに済んだのに・・・」と涙ながらに話してくださった患者さんがいました。

このような方を一人でも減らすために、多くの方にがんとお金の問題について関心を持っていただくために、メディアというのは非常に有効な手段です。

その一方で、情報を伝えることの難しさも痛感しました。

みなさんにお伝えしたいこと、知っておいていただきたいことは、本当にたくさんあるのです。

でも、それをすべてお伝えすると、受け手側が情報を処理できず、結局、何も残らない。

しかし、あまりにも情報が少なすぎると、誤解を生む恐れがある。

今回の出演で、情報の送り手が、受け手に合わせて、お伝えしたい内容を精査・整理し、正しくお伝えするということが重要なのだと学びました。

その上で、驚いたのはメディアの威力です。

番組では、「以前に加入したがん保険などでは、今のがん治療に適応できていない可能性がある。見直しやメンテナンスが必要」とお伝えしました。

すると、保険会社さんのコールセンターに電話が殺到。

がん保険の問い合わせや加入率もアップしたそうです。

けれども、前提として、がんの経済的リスクに備える方法は「保険ありき」ではありません。

加入先の公的保障や預貯金も重要なのです。

番組では、それもお伝えしたはずなのですが、「がん保険に入っていないので、心配です」というFAXも多く寄せられました。

丁寧にご説明していくしかないのでしょうね。心配な方は、一人で悩まずにFPに相談してください。

日本FP協会に所属するCFP®認定者だけでも全国に2万人以上いますから!

そして、最後に。

一緒に出演していただいた聖路加国際病院の山内英子先生にも感謝です。

番組が始まる前にかけてくださった英子先生の言葉が今でも耳に残ります。

「黒田さん、’患者さんのため’に頑張りましょう。多くの患者さんに黒田さんの言葉がきちんと伝わりますように。」

そう。CFP®認定者の倫理原則の第一は「『顧客第一』顧客の利益を最優先させなければならない」です。

これからも、誰のために活動するのかを常に意識して、切磋琢磨していきたいと思います。

【セミナーのご案内】11/15(木)「知っておきたいがんとお金のはなし」in東京のお知らせ

みなさん、ごきげんよう。FP黒田です。

本日は、東京で開催される、一般の方向けのセミナーのご案内です。

詳細は以下の通りです。

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■テーマ:「まさかの時に慌てないために~知っておきたいがんとお金のはなし~」

■日時:11月15日(木)14:00~16:00(受付13:30)

■場所:文京シビックホール 響きの森文京公会堂 多目的室

■定員:100名(先着順)

■参加料:無料

■保育:なし

■お申込み先・お問合せ先:

東都生活協同組合 共同購入事業部 共済グループ

TEL:03-5384-7861(受付時間 月~金 10時~16時)

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なお、今回のセミナーは、東都生協さんのピンクリボン活動の一環として開催されますので、とくに乳がんに関する情報を中心にお伝えする予定ですが、それ以外のがんについても知っておきたい情報満載です。

もちろん、男性もウエルカムです!(男性も乳がんになる可能性はあります!)

意外に、ワタクシが東京で一般の方向けにセミナーをする機会は少ないので、この機会をお見逃しなく!