みなさん、ごきげんよう。FP黒田です。
各社保険会社さんの新商品ラッシュが続く中、4月2日に、がん保険のパイオニア、アフラックさんから、がん保険の新商品が発売されるということで、説明会に参加してきました。
新しいがん保険の名称は<生きるためのがん保険Days1>
同じく、すでに同社のがん保険に加入しておられる契約者専用の<生きるためのがん保険Days1プラス>も発売されます。
新商品の第一印象は、「やはりアフラックさんは、がん患者さんの実情を良くご理解されているなあ」でした。
がんに罹患したと言っても、早期発見・適切な治療で、それほどお金がかからない患者がいる一方で、がんの種類や進行度によっては、治療が長引いたり、高額な治療を受ける患者さんもいます。
「実損払い」の損害保険と異なり、「定額払い」の生命保険は、病気の状態に関わらず、いっぱい保険に加入しておけば、たくさん給付金が受け取れるしくみです。
ただ、そうなると、多額な保険料を負担していたのに、病気にかからなければ、払いソンとなりますよね。もしくは、症状が重く、治療費がたくさんかかる状態なのに、保険料負担が大変だからと、最低限の保障しか掛けていなければ、保障が不足する可能性もあります。
それを適正な保険料で、いかに合理的に給付を行うかは、保険会社の腕の見せ所といったところでしょうか。
今回の商品は、最近のがんの実態を反映させつつ、そのノウハウが随所に活かされていると感じました。
ただ、そうなると当然のことながら給付条件は細かくなります。
「どんな場合に給付金がいくら受け取れるのかor受け取れないのか」について、セールス時にきちんとお客さまにご説明・ご理解いたくこと。
それぞれの保障を個々のお客さまのリスクに応じて適切に設計することが重要な商品でしょう。
新商品の詳しい内容については、こちらをご確認ください。