みなさん、ごきげんよう。FP黒田です。
本日6月15日(金)に、メットライフ生命さんのイベント「#老後を変えるサミット」に参加してきました。
場所は、東京ガーデンテラス紀尾井町の赤坂プリンス・クラシックハウス(旧李王家東京邸)
趣のある素敵な建物です。
まずは、開会の辞は、同社の最高経営責任者サシン氏
続いて、「認知症の未来:日米の最新の研究からわかる新しい視点」と題して、認知症とはどのような病気なのか、防ぐことは可能なのかなど、認知症に関する新しい考え方を日米の最新研究をもとにご紹介。
パネリストは、東京大学の黒川先生、たかせクリニック理事長の高瀬先生。そしてモデレーターはサボニックスのマリア・シャルヴァ社長です。
黒川先生の英語まじりの熱いメッセージはとても良かったです。
次は「明るい超高齢社会」は実現できるのか:アカデミアと政策関係者の視点」です。
パネリストは、東京大学高齢社会総合研究機構・秋山先生、経済産業省 健康医戦略室・江崎次長、モデレーターはザ・エコノミスト・インテリジェンス・ユニットのエディター近藤氏
江崎次長の、
「イノベーションとは技術革新ではない、常識を変えることだ。」
「人生にピークを作ってしまうから、後が「老後」になってしまう。」
などなど、目からウロコのさまざまなキーワードには、感服いたしました。
続いては、「エコノミスト調査の視点」です。
パネリストは、ザ・エコノミスト・インテリジェンス・ユニットのマネージング・エディター クリス・クレイグ氏とメットライフ生命 クリストファー・ドミター氏。
ダブル「クリス」でした(笑)
さて、日本における高齢者の生活の質は、世界で何位にランクされているでしょう?
セッションの最後は、「人生100時代実現へのロードマップ:産業界とその受け手側の視点」です。
パネリストは、タニタヘルスリンクの丹羽社長、野村資本市場研究所の野村研究部長、特定非営利活動法人アスリッドの西村理事長、メットライフ生命のチーフストラテジーオフィサー幸津ウェブスター氏、モデレーターは慶応義塾大学の後藤先生。
超高齢社会に企業はどのようなソリューションを提供できるのか?パネリストの方々が、どれぞれの立場でお話されました。
高齢者の金融資産を適切に管理し運用するための研究のことを「ファイナンシャル・ジェントロジー」というのだそう。
「金融老年学」だなんて、なんだか字面が良くないですが・・・。イロイロと研究が進められているのですね。
CSRプロジェクトの桜井氏もビデオレターで登場。
最後は、総会と閉会の辞をメットライフ生命の山口氏。
長時間でしたが、とにかう盛りだくさんのプログラムと内容で、写メとメモを取るのに必死でした(苦笑)
終了後は懇親会も催され、美味しいシャンパンと軽食をいただいて満足して帰りました。
メットライフ生命さん、ありがとうございます。
また、老後を変えるサイトにてレポートなどが掲載される予定とのことです。