みなさん、ごきげんよう。FP黒田です。
新型コロナウイルスの感染拡大で、医療現場が大変な状況になっていることは、報道などでも伝えられています。
私たちがん患者や既往症がある方々は、重症化リスクを考慮して、健康な方以上に、予防や外出を自粛しておられることでしょう。
ただ、現在進行形で、これからがん治療を行うという患者さんもいます。
その方々は、さまざまな影響を受けており、その実態調査を一般社団法人ピアリングさんが公表されていますので、情報を共有したいと思います。
なお、厚生労働省では、事務連絡「新型コロナウイルス感染症の患者数が大幅に増えたときに備えた入院医療提供体制等の整備の更なる推進について」(令和2年4月8日)を発表。
限られた医療資源を、当面の間、新型コロナウイルス感染症に重点化・集約化するため、新型コロナウイルス感染症患者を受け入れる重点医療機関等だけでなく、一般医療機関でも、医師が「延期可能」と判断した予定入院・予定手術については延期を要請すべきとしています。
そのため、8割以上の病院で手術等が延期になっているというニュースも目にしました。
黒田は、病院で定期的にがんとお金の相談を行っていますが、これも延期の状態です。
とはいえ、新型コロナウイルスによって、経済的に困窮される患者さんが減っているわけではありません。外出機会が減って、気軽に相談できない患者さんが少なくないのでは、と気がかりです。
外出自粛は止むをえませんが、今こそオンラインなどを活用した相談ができないか検討すべきでしょう。
*****************************
この度、ピアリングでは、「新型コロナウィルス感染症(COVID-19)感染拡大によるがん患者さんへの影響実態調査」を実施し、1週間で1,100人の、がん治療中の女性の声が集まりました。
コロナ禍の中で、がん治療に向き合う女性の置かれた現状と声を、お伝えしたく、添付にてリリース資料をお送りさせていただきます。
WEB上のリリースサイトはこちらです。
また、リリースは「調査概要」となっており、掲載できなかった設問回答は
こちらの弊会WEBサイトに掲載しております。