がんと暮らしを考える会「がんと暮らしの白書2019年度版」が公開されました!

がんと暮らしを考える会「がんと暮らしの白書2019年度版」が公開されました!

みなさん、こんにちは。FP黒田です。

黒田が所属しております「がんと暮らしを考える会」で初めて白書を作成いたしました。

がんと暮らしを考える会の活動におけるデータや資料を整理・まとめて、情報公開しています。

がん患者さんのお金と仕事の相談内容や、がん制度ドックのアクセス状況、各セミナー講義の状況など、関係者様のご参考にどうぞ!

ダウンロードできるページはこちら

マイナンバーカードが健康保険証に利用される仕組みが運用延期に

みなさん、こんにFP黒田です。

先日、ニュースで、3月から運用予定となっていたマイナンバーカードを保険証として使う仕組みが延期になった旨が報道されていました。

「え?今になって??」と驚きましたが、どうやら、先に試験運用されていた病院等で、マイナンバーカードを読み取り機にかざし、患者さんが加入する公的医療保険の資格を確認しようとすると、実際の資格と異なっていたり、「資格情報が登録されていない」と表示されたりするトラブルがあったとのことです。

ニュースでは、企業の健康保険組合などが管理する元々の加入者データが不正確だったことが原因と言っていましたが、カードリーダーそのものが作動しなかった病院もあったと聞くと、システム本体にも不備がなかったのか検証は必要でしょう。

元SEとして、検証せねばならないバグを洗い出す作業だけでも想像するとアタマが痛くなりそう。システム設計に従事されているみなさんのご苦労はお察しいたします…

今回の健康保険証としても利用できるようになるのは、伸び悩むマイナンバーカード普及に向けてのテコ入れ策の一つですが、実際に利用できるようになっても、どれほど一般消費者の方が「便利になった!これは使いたい!」とメリットを感じられるか疑問も残ります。

詳しくは↓

カリスマ直伝…マイナンバーカードを「おトクに使う6つの方法」&「危ない3つの落とし穴」

新システムの開始時に不具合が起きるのはやむを得ないことですが、ちゃんと使えるものに改良されていくことを祈るばかりです。

国立がん研究センター「がん患者さんのサポートと生活の工夫展2021」が13日までオンラインで無料視聴可!

みなさん、こんにちは。黒田です。

国立がん研究センター「がん患者さんのサポートと生活の工夫展2021」が13日まで視聴できます。

がん患者さんとそのご家族が快適に暮らすための様々なサポート・工夫・情報のご紹介、暮らしに役立つセミナーや患者教室がオンラインでチェックできます。

ご興味がある方はどうぞ!!

中小企業にお勤めの方&フリーランスの方は是非!大同生命さん×justInCaseさん「コロナ助け合い保険」の無償提供の取り組み

みなさん、こんにちは。FP黒田です。

3月に入りましたが、引き続きコロナが付きまとってきますね。

本当にこの1年、自分や家族がコロナになったらどうしようと、常に心配していたような気がします。

さて、そんな中、先日、NewsPicksさんの取材で、大同生命さんとjustInCaseさんが、昨年11月20日からスタートさせている「コロナ助け合い保険」の無償提供の取り組みについて、導入の経緯や状況などをお聞きする機会がありました。

※無償提供の取り組みに関するニュースリリースはこちら

FP黒田の結論としては、中小企業の方、個人事業主の方は、是非ご加入ください!!

1年間(12ヵ月)、5万円の入院保障が、タダで備えられますから!!

コロナだけじゃなくて、通常の病気やケガの入院も対象になるんです!!!

12ヵ月後に、不要だと思えば、更新を希望しなければ良いだけの話です。

巷のサブスクのように、問答無用で、期限が過ぎたら自動更新みたいなことはありません。

ちゃんとご意向を確認した上での継続とのことです。

それに継続となっても、保険料は少額。

例えば、30~34歳の場合、男性320円、女性430円とほぼワンコイン価格。

※無償提供終了後の月々の保険料(更新後の保険料)はこちら

しかも、保険料から経費分を差し引かれた残りは、医療従事者に寄付されます。保険に入って、社会貢献もできる!だから’助け合い保険’なんですねー。納得です。

また、中小企業の方への応援ということで、対象は「従業員50人未満の企業における役員および従業員」になっていますが、特に、それを証明する書類の提出は不要です。自己申告です。ラクチンです。

大同生命さんが保険料として1億円を拠出してくださっているので、この額に達したら、終了とのこと。ただ、まだ枠はあるそうです(でも、お早めに)。

加入できたら私も入りたいくらいなのですが、がん経験者はダメなんですよねー。残念。中小企業経営者の夫にも勧めたいところですが、高血圧で通院してるし…。

おそらく、まだ定員(?)に達していないのは、まだご存じない方が多いことと、クレジットカード会社などから送られてくる無料のフリーケアプログラムと混同されているからではないかと思います。

フリーケアプログラムは、おもに交通事故などのケガや入院に対する補償で、保険会社が、さらに保障を上乗せした保険に加入してもらうためのおまけみたいなもの。

コロナ助け合い保険の無償提供とは、コンセプトや保障内容がまったく違う別物です。

と、良い所ばかりお勧めしても説得力がないので、デメリットも付け加えておきましょう。

まず、保障が1年間に1回5万円のみなのでこれで十分とは言えないこと。加入できるのが18歳~64歳までで、リスクが高いシニアは加入できないこと。中小企業にお勤めの方本人しか加入できないこと等々でしょうか(ちなみに、某国内生保のコロナ保険は、ご家族そろって加入されるケースが多いそうう)。

とくに、経済的余裕がなくて医療保障がカバーできない人や現在の医療保障にちょい足ししたい人、それと、近々、PCR検査を受ける予定の人(万が一、陽性だった場合、その後に保険加入が難しくなるかも)などは、是非とも、ご検討ください。

とにかく、取材中、大同生命さんとjustInCaseさんから、何度も「社会貢献」とか「保険会社としてお役に立てること」といったキーワードが出てきたのがとても印象的でした。

当日の取材の内容は、NewsPicksさんの記事として掲載されますので、また改めてご紹介します!