みなさん、こんにちは。FP黒田です。
3月に入りましたが、引き続きコロナが付きまとってきますね。
本当にこの1年、自分や家族がコロナになったらどうしようと、常に心配していたような気がします。
さて、そんな中、先日、NewsPicksさんの取材で、大同生命さんとjustInCaseさんが、昨年11月20日からスタートさせている「コロナ助け合い保険」の無償提供の取り組みについて、導入の経緯や状況などをお聞きする機会がありました。
※無償提供の取り組みに関するニュースリリースはこちら
FP黒田の結論としては、中小企業の方、個人事業主の方は、是非ご加入ください!!
1年間(12ヵ月)、5万円の入院保障が、タダで備えられますから!!
コロナだけじゃなくて、通常の病気やケガの入院も対象になるんです!!!
12ヵ月後に、不要だと思えば、更新を希望しなければ良いだけの話です。
巷のサブスクのように、問答無用で、期限が過ぎたら自動更新みたいなことはありません。
ちゃんとご意向を確認した上での継続とのことです。
それに継続となっても、保険料は少額。
例えば、30~34歳の場合、男性320円、女性430円とほぼワンコイン価格。
※無償提供終了後の月々の保険料(更新後の保険料)はこちら
しかも、保険料から経費分を差し引かれた残りは、医療従事者に寄付されます。保険に入って、社会貢献もできる!だから’助け合い保険’なんですねー。納得です。
また、中小企業の方への応援ということで、対象は「従業員50人未満の企業における役員および従業員」になっていますが、特に、それを証明する書類の提出は不要です。自己申告です。ラクチンです。
大同生命さんが保険料として1億円を拠出してくださっているので、この額に達したら、終了とのこと。ただ、まだ枠はあるそうです(でも、お早めに)。
加入できたら私も入りたいくらいなのですが、がん経験者はダメなんですよねー。残念。中小企業経営者の夫にも勧めたいところですが、高血圧で通院してるし…。
おそらく、まだ定員(?)に達していないのは、まだご存じない方が多いことと、クレジットカード会社などから送られてくる無料のフリーケアプログラムと混同されているからではないかと思います。
フリーケアプログラムは、おもに交通事故などのケガや入院に対する補償で、保険会社が、さらに保障を上乗せした保険に加入してもらうためのおまけみたいなもの。
コロナ助け合い保険の無償提供とは、コンセプトや保障内容がまったく違う別物です。
と、良い所ばかりお勧めしても説得力がないので、デメリットも付け加えておきましょう。
まず、保障が1年間に1回5万円のみなのでこれで十分とは言えないこと。加入できるのが18歳~64歳までで、リスクが高いシニアは加入できないこと。中小企業にお勤めの方本人しか加入できないこと等々でしょうか(ちなみに、某国内生保のコロナ保険は、ご家族そろって加入されるケースが多いそうう)。
とくに、経済的余裕がなくて医療保障がカバーできない人や現在の医療保障にちょい足ししたい人、それと、近々、PCR検査を受ける予定の人(万が一、陽性だった場合、その後に保険加入が難しくなるかも)などは、是非とも、ご検討ください。
とにかく、取材中、大同生命さんとjustInCaseさんから、何度も「社会貢献」とか「保険会社としてお役に立てること」といったキーワードが出てきたのがとても印象的でした。
当日の取材の内容は、NewsPicksさんの記事として掲載されますので、また改めてご紹介します!