「コロナ以外でも体調不良が心配…。でも病院には行きたくない」という人のために

「コロナ以外でも体調不良が心配…。でも病院には行きたくない」という人のために

みなさん、こんにちは。FP黒田です。

1月7日(木)に第二回目の緊急事態宣言が発令されました。

去年の今頃は、娘の高校受験に神経をとがらせ、風邪やインフルエンザにかからないよう体調管理には細心の注意を払っていたつもりでしたが、まさか、今年はそれ以上に気を遣うことになるとは。

とはいえ、気晴らしに外出することもままなりませんし、何かとストレスは溜まります。

体調が悪くなることもあるでしょうが、感染リスクを考えると病院の受診をためらってしまいますよね。

毎年受けていたがん検診も、今年は中止したという方も多いようで、実は、コロナ以外の病気の発見が遅れるのではと気になっています。

そこで、本日は、オンライン等で健康相談ができるメディカルノートさんの取り組みのご紹介です。

メディカルノートさんは、医師・病院と患者をつなぐ医療検索サイトで、色々な病気に関する専門的な情報を閲覧することができます。

また、有料会員登録(月額432円(消費税込))をすれば、医療相談が月に何度でもできるようになっており、自宅から専門医を中心とした医療従事者に、パソコンやスマートフォンなどのオンライン上で、手軽に相談や質問ができるしくみです。

なお、同社は、東京海上日動火災保険さんと東京海上日動あんしん生命保険さんと提携しており、コロナの感染拡大の状況を踏まえ、この「Medical Note医療相談」を、同社のご契約者の方に、無料提供しているということです。

詳しくはこちら

ただし、2021 年 1 月 12 日(火)から 2 月 28 日(日)までの期間限定です。

ワタクシも、東京海上日動あんしん生命さんの保険に加入しているので、「お!使えるかな!!」と喜んだのですが、加入している商品は対象外でした…。残念。

ただし、他の保険会社に加入していて、対象ではないという方も、保険の付帯サービスとして、健康相談ダイヤルなどがついている場合も多いので、是非ともチェックしてみてください。

 

 

 

オンライン患者会「Peer Ring」の第2回アンケート調査の結果が発表されました

みなさん、こんにちは。FP黒田尚子です。

本日は、昨年末に実施されたピアリングさんのアンケート結果をご紹介します。

第2回コロナ緊急アンケート_一般社団法人ピアリング

4月の調査に続いて2回目の今回は、がん治療への影響以外に、抑うつの状態、就労・収入など社会経済的な問題への影響などについても調査しています。

やはり、FPといて仕事やお金について気になるところです。

・コロナ前から就労状況に変化があった人の割合は31.3%(260人)
・コロナ前と比べて世帯収入が減った人の割合は39.6%(430人)

(5)コロナ前と比べて、仕事の量が減るなど、就労状況に何等かの影響を受けている人が31%(260人)「コロナ前と比べて世帯年収が減った」が39%(430人)。うち5割以上収入減との答えも6%(67人)

「本年2020年1月時点で就労中だった方」就労状況に変化はありましたか?(N=831)「本年2020年1月時点で就労中だった方」就労状況に変化はありましたか?(N=831)

本年1月時点の世帯収入と比べ、直近の収入に変化はありましたか?(N=1085)本年1月時点の世帯収入と比べ、直近の収入に変化はありましたか?(N=1085)

この調査の対象者は、女性特有のがん経験者(乳がん80.3% 子宮頚・体がん9.8%  卵巣がん8.3% その他婦人科系希少がん等1.7%)ですから、おそらく、男性も含めた調査に比べて、影響が大きい人が多いのではないかと推測されます。

とりわけ、若いAYA世代の方や単身世帯の方の精神面での落ち込みも目立つ結果となっていますので、このコロナ禍でいかに支援していくかが重要でしょう。

経済的な問題が心配な患者さんは、まず主治医やかかりつけ病院の相談センターでMSWさんなどに相談を。

また、私も所属する日本FP協会では、相談会を拡充して実施しています。

緊急事態宣言かで対面は中止していますが、電話での対応も可です。

FPが教える家計再建のポイント セミナー&相談会 | 日本FP協会 (jafp.or.jp)

新年のご挨拶~今年こそ投資を始めてみたいとお考えのあなたへ~

みなさま、あけましておめでとうございます。

本年もどうぞ宜しくお願いします。

本日4日から仕事はじめという方も多いのではと思います。

夫も、「今日は朝から挨拶まわりだー」と言いながら出社していきました。

さて、今年もみなさんには有益なFPアドバイスをご提供できればと考えております。

さて、そこで2021年最初のご提案です。

是非とも「投資」をはじめていただきたいのです。

これまで、「節約」はマストだけど「投資」はベター。

「やりたくない人、投資のことがわからない人はムリにする必要はありません!」とアドバイスしてきました。

けれども、コロナ禍で、収入減少するご家庭が増えている中、それを補てんするために「投資=お金にも働いてもらう」のは重要ではないかと再認識した次第です。

昨年末、2020年12月30日の大納会における、東京株式市場の日経平均株価の終値は2万7,444円17銭。

前日29日には年初来高値となる2万7,602円52銭をつけ、年末の株価としては、史上最高値だった1989年の3万8,915円87銭以来、31年ぶりかつ過去3番目の高値となりました。

現在51歳の筆者は、1989年当時はまだ大学生でしたが、なぜか、すでに株式投資を始めていました。

といっても、実家を出てひとり暮らしをしている身では、仕送りだけでは生活できず、生活費を稼ぐためのバイトに明け暮れる日々。

単位株など売買する資金はなく、気になった銘柄を「るいとう(株式累積投資)」でコツコツ積み立てする程度だったにも関わらず、時価がすごい勢いで上がり、「株式ってスゴイ!!」と大層驚いたのをよく覚えています。

あれから30年以上経過した今、ワタクシが、長期で積み立ててきた資産の評価額は予想以上に値上がりしています。

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そして、金融資産額が増加したのはワタクシだけではありません。

日本銀行が12月21日に発表した2020年7-9月期の「資金循環統計(速報)」では、家計が保有する金融資産残高は9月末時点で1,901兆円。

前年比2.7%の増加となり、統計をさかのぼれる2005年以降、こちらも過去最高を更新しました。

増加のおもな要因は、家計の金融資産の54.4%を占める現金・預金が1,034兆円と過去最高を更新したため。

先行きの見えないコロナ禍で、家計の節約志向や消費抑制マインドが強まり、お金を使わず貯めこむ人が‘より一層’増えたことが背景にあります。

たしかに、給料やボーナスは減ってないけど、何となくお金を使いたい気分になれない人が多いのはわかります。

さらに、資産残高が増加したのは、ここ最近の株価上昇によって、保有する投資信託の評価額があがったことも要因としてあるでしょう。

しかし、前掲の「資金循環統計(速報)」では、個人が保有する株式等と投資信託は合わせて253兆円。金融資産全体に占める割合は13.3%です。

つまり、株高の恩恵を受けているのは10人に1.3人に過ぎないのです。これはもったいない(?!)

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過去の実績からみると、

20年前、100万円を日本株式に投資していたら2020年11月末で183万円に殖えています。

米国などの先進国株式349万円です。

20年は長いようですが、50代のワタクシの感覚からすると、何だかあっという間でした。

そして、若いうちから投資を始めておいて本当に良かったなあと思っています。

何しろ、株価が下落しても、愚直に積み立てを継続し、保有し続けておけば良いのですから。

もちろん、やみくもに投資を始めろと言っているわけではありません。

基本的な投資の考え方や投資の知識は大切です。

これがないと、運転免許証もなしに、路上に走り出るようなものです。

おそらく、高値掴みをして損切りして、「投資って、ぜんぜん儲からない!」という残念な記憶が残るだけ。

でも、投資を学ぶことは、私たちが今生きている社会や経済のしくみを知ることにつながります。

今後、日本や世界経済がどのような方向性に向かっていくのか?

その中で、私たちはどうすれば良いのか?

お金について考えることは、人生をどう生きるかを考えることだと思っています。

まったく、投資をしなかったとしても、その知識や情報は無駄にはならないはずです。

そして、そのためにも、是非ともFPをご活用くださいね(笑)。