みなさん、こんにちは。FP黒田です。
先週のメットライフ生命さんに続き、本日4月7日は、FWD生命さんのFPセミナーに参加してきました。
冒頭、山岸社長からの最近の動向に関するお話の後、脳梗塞リハビリーセンターを運営する株式会社ワイズ の早見社長から「脳血管疾患の後遺症と退院後の自費リハビリの現状」について、講演がありました。
同センターは、脳梗塞や脳出血、くも膜下出血など、いわゆる脳血管疾患と呼ばれる脳の損傷による片麻痺や手足の運動機能障害を含め、発話、言語系の障害、高次脳機能障害の方も利用できる保険適用外の自費リハビリを提供する事業者さんです。
脳梗塞の後遺症で麻痺などが残り、リハビリが必要…
でも、回復期病院におけるリハビリは、診療報酬の改定によって、最大180日(いわゆる効果があまり見られなくなるという「6カ月の壁」?)です。
退院後のリハビリ環境を求めて、200万人の「リハビリ難民」がいるとも報じられましたが、医療保険適用のリハビリは、上記のように日数に制限があるし、介護保険によるリハビリは、ADL(日常生活動作)の「維持」が中心です。
それ以上に機能を回復させたい、職場復帰を図りたいなどのニーズには、対応できません。
そこで、最近、同センターのような自費リハビリを提供する事業者も増えてきました。
同社によると、利用者は、リハビリに意欲的な方が多く、40代、50代の働き盛りも多いそうです。
全額自費になりますので、どれくらい費用がかかるのか気になりますが、平均100万円(週2回の通所で約6カ月)とのこと。
この額が安いのか高いのか…
個々人によって感覚は違うでしょうが、予後のQOLを考えると、価値はあると感じました。
その後、FWD生命さんのメイン商品である「FWD医療」や、お客さま向けサービス、給付金・保険金支払いに関する対応についてもお話を伺いました。
今年に入って、対面での説明会・勉強会も増えてきました。
オンラインは便利なのですが、やはりリアルで、直接質問などができるのは嬉しいです。