みなさん、こんにちは。FP黒田です。
先日、亀戸にあるアフラックペアレンツハウスを見学に行って参りました。
同ハウスは、小児がんなど小児難病のお子さんやご家族に寄り添う総合支援センターとして運営されており、亀戸以外に東京は浅草橋と大阪の3か所にあります。
運営に関する費用は、アフラックおよび同社の社員さんおよび全国の代理店(アフラック全国アソシエイツ会)の方々からの寄附等によって賄われています。
共有スペースにある本やおもちゃだけでなく、キッチンにある食材などもすべてご寄付だそうです。
中には、定年退職時に、冷蔵庫など大型の家電製品を寄付される社員さんもいらっしゃるとのこと。
ちょうど時期的にクリスマスプレゼントが、全国から送られてきており、段ボールが積み重なっていました。
亀戸の部屋数は10室と多くはありませんが、それぞれのお部屋はすべて壁紙の色や柄などが異なり、絵画もかけられていて、明るく、清潔で必要なものがしっかり揃っている印象です。
宿泊利用は事前予約制で、患児、ご両親、ごきょうだいなど。
料金は1泊1,000円+リネン料500円(患児と未就学のきょうだい1名無料)と破格の値段です。
とくに、最近は東京都内の宿泊料金が上がっているので、患者さんのご家族にとっては本当にありがたい施設ですよね。
デイユースの利用もでき、日中の洗濯や入浴などに使うこともできます。
その際の料金は居室500円で共有部のみの利用は無料です。
ご予約をお受付する際には、お受け入れ条件に合うかどうかの確認をするために、病名や予約の目的、病状について丁寧にヒアリングをされるそうです。
まさに、患者さんやご家族に「寄り添った」ペアレンツハウスだと感じました。
以前、NYに医療視察に行った際、長期滞在者向けのホスピタルハウス(あるいはファミリーハウス)を見学したことがあります。
そこは、大人向けの施設でしたが、同じように落ち着いた空間で、常駐のスタッフに手厚いサポートが行われていたことを思い出しました。