みなさん、こんにちは。FP黒田です。
2021年末に発売された「おひとりさまのはじめてのエンディングノート」が今年も増刷されることになりました!!!
これで累計1万部を超えました。
初版当時よりもいっそう、世の中は「おひとりさま」時代になったと感じています。
とくに高齢女性の単身世帯は増えていますね。
ぜひとも、このノートが役に立つことを願っています。
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国立社会保障・人口問題研究所が公表した直近の将来推計によれば、2025年の単身世帯(1人暮らし)は、2015年より8.4%増えて1996万世帯になるとみられている(2015年基準推計)。総人口に占める1人暮らしの割合は16%となり、2015年の「7人に1人が1人暮らし(14%)」という状況が、「6人に1人強が1人暮らし」に変わる。
このように2015年からの10年間で単身世帯数は1割弱増加していくが、社会に与える影響は、この数値以上に大きい。というのも、今後、20代から40代までの若い層の1人暮らしが減り、50代以上の1人暮らしが増加していくためだ。具体的には、2015年から25年にかけて、20代から40代の単身世帯数は全体で8%減少する。これは、少子化によって、これらの年齢階層の人口が減少していくためだ。その一方で、50代以上の年齢階層では、全体で23%も単身世帯数が増えていく。
特に注目すべきは、80歳以上の単身世帯の増加である。80歳以上の単身女性は25年までに34%増加して223万人となり、全年齢階層の中で最も多くの単身世帯を抱える。また、伸び率という点では、70代男性と80歳以上男性で単身世帯の伸びが高い。70代単身男性の伸び率は51%、80歳以上の単身男性の増加率は55%も伸びていくとみられている。
※出所:みずほリサーチ&テクノロジーズ「2025年:単身世帯が1996万世帯 加速する「ソロ社会」化」より抜粋。太字は筆者編集
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