みなさん、こんにちは。FP黒田です。
今週12日(水)に丸ビルホール&コンファレンススクエア Room4にて行われたチューリッヒ生命さんの新商品説明会に参加してきました。
今回の新商品は、2025年4月2日(水)に発売される『チューリッヒの変額保険 フューチャーリンク』です。
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最近、発売される新商品は、とにかく変額保険が多い…
ちなみに、ここ最近でも
2024年3月1日から発売。メットライフ生命「ライフインベストアドバンス」(災害保障期間付変額保険(有期型))、ジブラルタ生命「変額保険(有期型)」
2025年1月6日から発売。はなさく生命「はなさく変額保険」(変額保険(有期型))
2025年3月3日から発売。エヌエヌ生命「変額定期」(変額保険(定期型)) 等々。
ブームのような(というかブームですね)変額保険の新商品ラッシュが続いています。
さらには、昨年12月、日本生命が、アクサ生命の「ユニット・リンク」を2025年4月から販売すると発表。
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日本生命の営業力を考えると、2025年は、お客さまからの「変額保険を勧められたんですけど、加入しても大丈夫でしょうか」といったご相談が増える予感です…
さて、さて。チューリッヒ生命さんの説明会に戻りましょう。
同社の説明資料によると、2019年のいわゆる「老後2,000万円問題」が市場成長のトリガーとなり、変額保険の新契約は右肩上がり。
2,000億円以上新契約年換算保険料マーケットに成長しているそうです。
昨年のNISAの改定も投資信託に対する顧客のハードルを低くし、昨今の株高などの運用環境も後押しとなり、代替・補完商品としての変額保険の需要もさらに拡大。
このような見立てのもと、新商品ラインナップに追加された次第です。
一般的に、変額保険を選ぶポイントは、「特別勘定の種類や選択肢」、「最低保証の有無」、「特約や付帯サービス」、「手数料の水準」等々ですが、やはり気になるのは特別勘定の種類でしょう。
ということで、今回の説明会では、新商品の9種類のファンドから、ドイチェ・アセット・マネジメント株式会社およびJPモルガン・アセット・マネジメント株式会社の方に、それぞれのファンドの特長についてお話いただけたのがとても参考になりました。
運用会社さんの話はなかなか聴く機会がありませんので。
特に興味深かったのは、世界株式型(アクティブⅠ)の「DWSクロッキー・セクター・プラス」というファンドに活用されている「クロッキーモデル」について。
クロッキーモデルというのは、ドイツ銀行グループが独自に開発した株式分析手法で、勉強不足でお恥ずかしいことにはじめて耳にしました。
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クロッキーモデルを活用したファンドが変額保険の特別勘定に採用されるのは初めてだということ。
今後の運用成績には注目していきたいですね。