【参加者募集】看護研究にご協力いただける乳がんの方を募集しています!

【参加者募集】看護研究にご協力いただける乳がんの方を募集しています!

みなさん、ごきげんよう。FP黒田です。

本日は、看護研究へご参加いただける方の募集のご案内です。

「就労している乳がん患者が困難を乗り越えて生きる体験」をテーマに、研究に取り組んでおられる医療者からのご依頼で、インタビューにご協力いただける乳がん患者さんを探しています。

概要は以下の通りです。

  • 期間:2016年7月~9月
  • 方法:面談(インタビュー) 1時間程度
  • 場所:東京もしくは神奈川周辺
  • 内容:就労と治療の両立についてのご体験やお気持ちなど
  • 対象者:20~65歳の就労している乳がん患者さん(正規社員、非正規社員、パート・アルバイト等)で、現在治療中もしくは治療終了し経過観察で通院中の方
  • その他:薄謝あり

ご興味がお有りの方は、弊社お問合せフォームもしくは以下のご担当者までご連絡ください。

東京有明医療大学大学院 看護学研究科 博士課程

後藤 美津子(携帯:090-8514-8764/mailアドレス:6115001@tau.ac.jp

2【資料7】案内チラシ

 

 

 

6/19「FUN!Breast Cancer Festival~自分らしく生きるために~」

みなさん、ごきげんよう。FP黒田です。

6月19日(日)、がん研有明病院にて、乳がん患者のためのフェスティバルが開催されました。

今年は、よくある患者イベントのように、がん検診の必要性を訴えたり、がんのお勉強をしたりといったものではなく、とにかく患者さんに、楽しんでもらおう、元気を出してもらおう、というのがコンセプト。

屋外では、RUN&WALKあり。

屋内では、さまざまな相談コーナーやトークショー、ゴスペル、ファッションショーあり、ということで、数時間の間に内容がぎっしり詰まったイベントになりました。

当日のイベントの模様は、さまざまなメディアにも取り上げられました(絵的にファッションショーに関するものがほとんどですが・・・(苦笑))

●TBS「あさチャン」

https://jcc.jp/news/11057812/

●Yahoo!ニュース・TBSニュース

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20160620-00000016-jnn-soci

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2801888.html

●テレ朝「ANAニュース」

http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000077326.html

またステージ上でにぎやかなイベントをやっている一方、FPと社労士による無料相談コーナーでは、予約枠8組に対して、19組ものお客さまが相談をご希望。まさに相談員はフル稼働だったのです。

イベントもそうですが、「相談者がひとりも来なかったらどうしようと」、みんなで心配していたのが冗談のような盛況ぶりでした。

なかには、「お金のことを相談できて、本当に良かったです」と涙ぐまれた方もいらっしゃったそうです。

今後も、機会があれば同じような相談会を実施していきたいと思っております。「是非、ウチでもやって欲しい!」というご希望があれば、ご連絡ください(笑)

実行委員のひとりとして、昨年末から半年以上、さまざまな企画や運営上のアレコレを打ち合わせして、本業との両立が本当に大変でした。でも、檀上から見るお客さんの嬉しそうな、楽しそうな表情を見て、報われたような気がします。

会場を提供して下さったがん研有明病院さんや、多くのボランティアスタッフとしてお手伝い下さった、同病院の医師や看護師等のみなさまにも感謝、感謝です。

がん研の患者のひとりとして、この病院のこの先生方に治療していただいて、本当に良かったと再認識しました。

また参加された方は、こんな病院で、こんな先生方に診てもらいたいと思われたのではないでしょうか?

患者さんのために、ファッションショーでベルサーチのシャツを着て、へそだしできる先生なんて、なかなかいませんよ!

私が担当した「お金と治療に関するトークショー」先生方はみなイケメン揃いでした!

私が担当した「お金と治療に関するトークショー」先生方はみなイケメン揃いでした!

BCSCコーラスによるゴスペル。噂では、病院長が聴きながら涙していたとか・・・

BCSCコーラスによるゴスペル。噂では、病院長が聴きながら涙していたとか・・・

ファッションショーは、とにかく人・人・人!すごい人でエスカレーターに乗らないと見えません!

ファッションショーは、とにかく人・人・人!すごい人でエスカレーターに乗らないと見えません!

 

お金と社会保険・仕事に関する相談コーナーを担当していただいたFP&社労士等のスタッフ

お金と社会保険・仕事に関する相談コーナーを担当していただいたFP&社労士等のスタッフ

 

 

 

乳癌学会内で初めての試み!サバイバーによる患者プログラム無事終了!

みなさん、ごきげんよう。FP黒田です。

6月17日、第24回日本乳癌学術総会が開催され、患者セッションでがんとお金、就労について登壇しました。

この患者セッションは、乳がんサバイバーが実行委員となって企画、運営に参画したもので、乳癌学会内でこれほど大掛かりなプログラムが行われたのは、初めてのことだそうです。

患者セッションのテーマは、「こころと身体のサポーディブケア~体験者と医療者のために~」

私が担当したお金、就労以外にも、メディカルヨガの提案や、乳癌の術後ケアのためのピラティス、がん患者のアピアランス支援乳、安全に運動するための知識や方法など、さまざまなプログラムが行われました。

また恒例のランチョンセミナーは、乳がんサバイバーのために考案されたお弁当が一流シェフによって手作りされ、さらに和菓子の老舗「たねや」さんのずっしりと重いお土産付きで、なんと1,000円ポッキリ!

内科医の渡邉先生のためになるお話を拝聴しながら、一緒に美味しくいただきました。

ちなみに、ランチョンセミナーについて、私は実行委員のため、当日余ったら申込みしても良いと言われていたのです。当日の列に並びました~!

患者セッションは、定員260名に対して、お申込みは330名超だったそうです。

学会といえば、医療者や製薬会社、メーカーなど、スーツ姿の参加者がほとんどですが、患者セッションの会場には、フツーの恰好をしたサバイバーの方々があふれ、みなさんの関心の高さが伺える会になりました。

ちなみに、この日6月17日は私の47回目の誕生日。

私の担当セッションで、「実は今日はワタクシの誕生日でございまして・・・」とお伝えすると、会場のみなさんから温かな拍手をいただきました。

自分の誕生日にこのような機会に参加できることを深く感謝した1日となりました。

みなさん、本当にどうもありがとうございます。

東京ミッドタウンメディカルセンター渡邉美和子先生監修の乳がんサバイバーのためのお弁当

東京ミッドタウンメディカルセンター渡邉美和子先生監修の乳がんサバイバーのためのお弁当

 

これだけの見た目とボリュームなのに500kcal未満!

これだけの見た目とボリュームなのに500kcal未満!

 

ランチョンセミナーのお土産「たねや」さんの食べて身体イイお菓子!

ランチョンセミナーのお土産「たねや」さんの食べて身体イイお菓子!

ラストはみんなで乳がんサバイバーのためのラジオ体操!

ラストはみんなで乳がんサバイバーのためのラジオ体操!

疲れて帰ってきたら、枕元にこんなプレゼントが!これだから母親はやめられませんね(笑)

疲れて帰ってきたら、枕元にこんなプレゼントが!これだから母親はやめられません(笑)

【相談員募集!】6/19乳がん患者フェスタにて「おカネとお仕事」の個別相談会を開催

みなさん、ごきげんよう。FP黒田です。

本日は、無料相談会で相談員を務めてくださるFP&社労士の募集のご案内です。

今年6月16日~18日まで東京ビックサイトにて、第24回日本乳癌学会が開催され、ワタクシも乳がんサバイバー兼FPとして患者が中心になって行うセッションにがんとお金をテーマに登壇します。

・6/17日程表⇒日程表

そしてその翌日、19日の午前中に患者フェスタが行われるのですが、実行委員のみなさんに是非に!とお願いして、FPや社労士による個別相談のブースを設けることになりました。

概要は以下の通りです。

  • 日時:6/19(日)10時~12時、癌研有明病院2階フロア
  • 個別相談:20分相談+10分休憩の4枠(これを2テーブル作るので、MAX8組)
  • 相談形態は、原則FP+社労士が2人1組となって行います。
  • 事前予約ナシ。相談が重複した場合は、時間差等で来てもらうよう調整役を設けます。

もちろん交通費も含めて、報酬等はありません。すべてボランティアの活動になりますが、首都圏にお住まいなどで、がん患者さんへのサポートや相談などについてご興味がお有りの方は、弊社お問合せフォームで申込みください。

また、患者フェスタでは、相談会のほかに医療従事者の方とのお金・仕事に関するトークショーや、RUN&WALK、乳がんサバイバーの方々によるファッションショー、体力測定などなど。さまざまな企画を立てています。

乳がんサバイバーに限らず、是非みなさん、ご参加ください!

会場でお目に掛かれるのを楽しみにしています。

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【お知らせ】2016年度の「おさいふリング」について

みなさん、ごきげんよう。FP黒田です。

3月に行われる予定だった2015年度第5回のおさいふリングは、定員に満たずお休みとなりました。

また、本年度のおさいふリングも継続して行われます(就労リングも同じく継続実施)。

以下が、開催予定の日程です。

【2016年】

7月20日(水)、27日(水)

9月21日(水)、28日(水)

11月16日(水)、30日(水)

【2017年】

3月15日(水)、22日(水)

そうそう!この前久しぶりに、打ち合わせのため聖路加さんに行ったら、ずっと工事中だった場所にスゴイビルがそびえたっていました~!!!

なんとこれが、3月24日に竣工されたばかりの「大村進・美枝子記念 聖路加臨床学術センター」です↓

国際会議にも利用可能な日野原ホールや大学の講義、研究施設も入っているそうで、

2016年度のおさいふリングは、ここの一室をお借りして実施される予定。

なお、聖路加さんでは、一口50万円の寄付を募り、ご賛同いただいた方には、日野原ホールの220席ある椅子のプレートに名前が入るとのこと!

みなさん、一口いががでしょうか?(笑)

日野原ホール椅子募金

 

 

2015年度第5回(3月)の「おさいふリング」について

みなさん、ごきげんよう。FP黒田です。

今月12日、16日に予定されていた今年度第5回目のおさいふリングですが、

参加者が1名だったため、中止となりました。

ご希望されていた方には大変申し訳ありませんでしたが、相談支援センターの方などに、別途ご対応いただいております。

2016年度以降も、おさいふリングは継続して行う予定ですので、

また引き続き、どうぞ宜しくお願いいたします。

2016.03.12

 

 

 

3/3のひなまつり。ヘアドネーションします!

みなさん、ごきげんよう。FP黒田です。

手入れが楽チンなので、ずっと伸ばし続けていた髪の毛ですが、ヘアドネーションに参加すべく、バッサリと切りました。

ヘアドネーションとは、文字通り、髪の毛を提供するボランティア。

Japan Hair Donation & Charity(通称 JHDAC ; ジャーダック)は、小児がんや白血病、先天性の無毛症、不慮の事故などにより、髪の毛を失ったお子さんたちに、人毛100%の医療用ウイッグを無償提供している、日本で唯一のNPO法人です。

こちらでは、お金による寄附のほか、自身の髪の毛を送ることもできます。

数年前、もうそろそろ切ろうかなあ、と思っていた頃に、この活動を知り、寄附できる所定の長さ(31cm以上)になるまで伸ばそうと決めていました。

このようなウイッグを作るのに、とてもたくさんの髪の毛や費用、手間がかかることは承知しています。ある専門家の方に、ヘアドネーションについて、「今は割安なウイッグもさくさんあるし、示威的な行為に過ぎないよね」という指摘もいただきました。

でも、ウイッグを心待ちしているお子さんたちの様子を知っているだけに、参加せずにはいられないのです。

さて、久々に短くなった髪の毛の爽快感を味わいつつ、自宅に戻ると、娘はすぐに気がついて、「あ~、短くなった~」と触りまくってきます。

遅れて帰宅した夫の反応を、娘と二人で楽しみにしていると、まさかの完全無反応。

「ええっ、これだけ短くなっても気づかないわけ?お父さん、マジ、やばくない?」と、夕食を食べながら、娘がしきりに囁いてきます。

そして食事の終わる頃、ようやく夫は、「床屋に行ったのか・・・」とぽつり一言。

床屋って・・・今どき(苦笑)。でも、気づいてもらえて、良かった。良かった。

さて、長くなった髪の毛を切って、イメチェンをお考えの方。一度ヘアドネーションをご検討されてはいかがでしょうか?

全国にヘアドネーションの賛同美容室もありますし、私の場合は、行きつけの美容室で趣旨を説明して、指示された方法でカットしてもらいました。快く、引き受けてくださいましたよ~!

あとは、この髪型を日々、どう維持していくかが問題です。トホホ。

カット前。こんな風にゴムで縛って切ってもらいます

カット前。こんな風にゴムで縛って切ってもらいます

カット後(うしろはこんな感じ)

カット後(うしろはこんな感じ)

カット後(横はこんな感じ)

カット後(横はこんな感じ)

これを送ります。意外に少ない・・・

これを送ります。意外に少ない・・・

第24回日本乳癌学会学術総会イベントボランティア募集のお知らせ

みなさん、ごきげんよう。FP黒田です。

2016年6月16日(木)―18日(土)に東京ビックサイトにて、第24回日本乳癌学会学術総会が行われます。今年のテーマは、「真の個別化医療を求めて」

今年の会長を務められるのは、私の主治医でもあり、拙著「がんとお金の本」の監修もしてくださったがん研有明病院 乳腺センター 乳腺外科部長の岩瀬拓士先生です。

敬愛する岩瀬先生のお声掛けで、今年の乳癌学会のお手伝いをすることになりました(まさに「喜んで~」という感じ(笑))

すでに昨年末から、お金の専門家であるFPとして、乳がんサバイバーとして、色々な企画の打ち合わせに参加させていただいております。

ということで、早速ですが、イベントボランティアの募集に関するご案内です。

例年、学会の関連イベントとして翌日、乳がん患者のためのフェスティバルが行われるのですが、今年も、6月19日(日)8時-13時に、有明フロンティアビル&有明ー台場特設ランニングコースで開催予定。

テーマは「FUN! and LIFE! Breast Cancer Festival~自分らしく今日を生きるために」です。

2016.06.19第24回日本乳癌学会イベントボランティア募集のお知らせ

詳細については次のチラシをご参照ください。

2016.06.19第24回日本乳癌学会イベントボランティア募集のお知らせ

是非、黒田と一緒にイベントを楽しみましょう。サバイバーの方もそうでない方も、ご興味のお有りの方は、ご参加くださいませ。なお、詳細に関する問い合わせ先は、以下の通りです。

*問合せ先

「第24回日本乳癌学会学術総会」運営事務局 株式会社コングレ 担当:永嶋、川野

電話番号:0120-60-639   メール:24jbcs@congre.co.jp

久々に仙台でせり鍋&牛タンを堪能してきました~!!

みなさん、ごきげんよう。FP黒田です。

12/6(日)、withyou東北さんの講演のため、仙台に向かいました。

前日の大荒れの天候とは打って変わって、晴れ渡ってとても気持ちの良い天気。東京駅からはやぶさで、あっという間、1時間半ほどで仙台駅に到着すると、秋田県からなまはげがダブルで出張中!

お約束の「わるい子はいねえか~」と言いながら、お客さんと写真撮影のサービスをしていました(笑)

2015.12.06②

本日の会場は駅からすぐ近くでテーマは「知っておきたい医療費と美容のおはなし」

国立がん研究センター中央病院アピアランス支援センターの野澤桂子先生の乳がんになっても自分らしく元気でいるコツや、東北大学乳腺科の多田寛先生の乳がんの最新治療に関するお話、各方面の医療従事者の方々がわかりやすく参加者のご質問に答えるコーナーなどなど。

私も乳がんサバイバーのひとりとして、とても参考になる情報が満載でした。会場にいらっしゃるみなさんも熱心にメモを取ったり、うなずいたり。

2015.12.06③

2015.12.06④

イベント終了後は、スタッフのみなさまのお誘いを受けて、会場そばの居酒屋で、せり鍋&牛タンをいただきました。

せり鍋というのは、宮城が生産量日本一を誇るせりを使った仙台発祥の料理だとか。鴨や鶏のだしつゆにせりをさっとくぐらせていただく、とてもシンプルなお鍋です。鶏とせりだけなのですが、あっさりしていていくらでも食べられそう。

全国各地さまざまな土地に出張に行く私ですが、スケジュールの関係でなかなかその土地の名物をいただく機会に恵まれません。いつ後ろ髪引かれながらトンボ返り状態です(T_T)

また打ち上げでは、美味しいお酒とお料理をいただきながら、医師や看護師の方々とざっくばらんにお話することができました。いつもながら、患者さんのために忙しい時間とカラダをやりくりしながら、さまざまな活動に尽力されておられる医療従事者の方々には頭が下がります。

私の拙い話を東北のみなさんに聞いていただくこともできましたし、新しい情報を勉強することもできて、さらに仙台の味も堪能でき、大満足の一日でした。

お招きいただいて、本当に感謝、感謝です。

2015年度第3回(11月)の「おさいふリング」について

みなさん、ごきげんよう。FP黒田です。

11月14日、18日に今年度第3回目のおさいふリングが開催されました。

今回の参加者は2名。人数は少なかったのですが、それだけにじっくりとお話を伺うことができました。

おさいふリングの構成は、おもに①がんにどれくらいお金がかかるのか、②がんは収入にも影響を与えることについて、③がんの経済的リスクに備える方法、の3本立て。

第1回目に①②について、第2回目に③について、それぞれ黒田の簡単なレクチャーとともにみなさんご自身を振り返っていただくグループセッションを行います。

同じテーマであっても参加者が変わると、お悩みや問題点、考え方などはさまざま。いつも新鮮な気持ちで患者さんと向き合います。

また2回目のおさいふリングの前には、別の医療機関でがん患者さんの個別相談を担当しましたので、まさに1日’がん患者さんデー’という感じでした。

次回のおさいふリングは、2016年1月16日(土)13:00~14:00、20日(水)18:30~19:30となります。

ご興味がお有りの方は、聖路加国際病院・がんに関するご相談までご連絡くださいませ。

 

 

 

新刊「がんとお金の真実(リアル)」が上梓されました!

みなさん、ごきげんよう。FP黒田です。

さて、本日は新刊のお知らせです。

この夏ほぼ缶詰め状態になって執筆していた「がんとお金の真実(リアル)」(セールス手帖社保険FPS研究所)が上梓されました。

奇しくも、10月30日は、私の愛娘の11回目の誕生日。私にとっては、喜びが二重な日でもあります。

2009年12月に乳がん告知を受け、「5年生存率50%」と担当医に告げられたときのことを思えば、娘の11回目の誕生日を一緒に祝うことができるなんて、私にとってまさに夢のよう。

その上、がんとお金に関する本をまた世に出せる機会を設けていただけるとは!

本当に感謝、感謝です。

今回の本は、とりわけ働き盛りの方ががんに罹患された場合にどうなるか、どうすべきかについてのノウハウや、どれくらいお金がかかり、収入がどの程度減ったのかを、実際に肺がん、胃がん、大腸がん、前立腺がん、肝がん、乳がんといった代表的ながんに罹患されている方に取材を行って執筆しました。

みなさんにお話を伺って、本当にがんというのは、多様な病気であり、お金のかかり方は千差万別だということをしみじみ実感しました。

今年の6月に上梓した「50代からのお金のはなし」(プレジデント社)でも、実施に遠距離介護を行っている方々に取材をさせていただいて、生の声を聴くということにこだわったのですが、とにかく実体験というのはリアルだし、ケースバイケースなんですよね。

前作「がんとお金の本」(ビーケーシー)の発売は2011年8月-まだ私自身が治療中の時期でしたが、今回は、治療も終わり、がんとともにいかに生きていくかについて重点を置いています。

これまで相談を受けたがんサバイバーの方々の抱えるお悩みや問題を反映し、より実際の治療や生活に役立てられる内容がコンパクトにまとめられていますので、是非ご一読くださいませ。

最後になりましたが、監修をお引き受けくださった査定医の牧野安博先生、社会保険労務士の池田多鶴子さんには、適切なご指導とご指摘をいただきました。

また本書の発刊・編集にあたりセールス手帖社の高田さん、松田さんには大変お世話になりました。とりわけ松田さんには、黒田のずさんなザルチェックのおかげで、校了ギリギリまでチェック&チェックの面倒をお掛けしてしまい、感謝とお詫びの気持ちで一杯です。

そして、そして、取材を引き受けてくださったがんサバイバーやそのご家族の方々。同じがんサバイバーの気安さから、デリカシーのないご質問も多々あったかと存じますが、この場を借りてごめんなさいとお伝えします。本当にご協力ありがとうございました。深くお礼を申し上げます。

多くのがんサバイバーの方に取材をさせていただきました!

多くのがんサバイバーの方に取材をさせていただきました!

「AKIBA Cancer Forum2015」の動画が徐々にアップ!

みなさん、ごきげんよう。FP黒田です。

長かったシルバーウイークも終わり、なんとなく曜日の感覚がなくなってきました。

さて、8/8(土)に秋葉原UDXで開催された「AKIBA Cancer Forum2015」の当日の講義のアップがスタートしました⇒さっそくチェック

ご都合で参加できなかった方、満席で聴講できなかった方、聞きたい講義が重なってしまった方などなど。

がん治療における最先端の情報を入手することができますので、是非のぞいてみてください。

講義は年末にかけて順次公開予定だそうです。

また、来年の開催に向けてのご寄附も宜しくお願いします!

2015年度第2回(9月)の「おさいふリング」についてーお詫びとお知らせー

みなさん、ごきげんよう。FP黒田です。

7月に引き続き、9月12日、16日と第2回目のおさいふリングが開催されました。

開催報告の前に、まずはお詫びとお知らせです。

当初、おさいふリングでは、FPや社労士さんによる、無料の個別相談を実施するとご案内しておりましたが、諸般の事情により、今回から病院内での個別相談は中止となりました。

患者さんの個人情報保護や費用負担の問題等によるもので、がん患者さんの個別相談を病院内で行いたいというのが、私のかねてからの強い要望だっただけに、大変残念です。

でも、さまざまなリスクに備える必要のある病院側のご意向ももっともですし、おさいふリングの取り組み自体は、引き続き行われるということなので、一安心。

個別相談については、個人的に別の道を模索するつもりです。

また、開催回数についても、前回は3回でしたが、今回は2回となっています。実は現在、おさいふリングのプラグラムや運営自体を見直ししているところで、次回(11月)開催までには、固まる予定です。

いずれも、「どうしたら患者さんに有益な情報を持ちかえってもらえるか」という視点から、相談支援センターの方々含め、調整しているところです。詳細が決まり次第、またブログ等でご報告させていただきます。

さて、第2回目のおさいふリングの参加者は6名でした。

年代や症状、罹患時期、治療法などさまざまでしたが、「がんとお金」についてのたくさんの不安やお悩み、問題について話を伺うことができました。

私は仕事柄、講演や取材、執筆等でがんとお金に関する問題について、話したり、書いたりする機会が多々あります。そのような場合、あくまでも一般的なケースを取り上げることが多いのですが、実際に患者さんとお話をすると、悩みや問題というのは、人それぞれなのだなあ、と実感します。

さて、次回のおさいふリングは、11月14日からの開催です。

ご興味がお有りの方は事前に、以下の方法で「聖路加国際病院 相談支援センター がん相談支援室」までお申し込みください。

【申込み先】

  • 電話 : 03-5550-7098
  • FAX : 03-3543-7307
  • メール : gansoudan@luke.ac.jp

「お名前」「連絡先(緊急の連絡がとれる携帯電話番号またはメールアドレス)を、必ず記載またはお知らせの上、お申し込み下さい。

【問い合わせ先】

聖路加国際病院 相談支援センター がん相談支援室(1階14番)
電話 : 03-5550-7098 (平日8:30~17:00)

9月は「がん征圧月間」です!

みなさん、ごきげんよう。FP黒田です。

長かった夏休みが終わり、ようやく9月に入りました。

今年の夏は、急きょ、秋に出版することになった新刊の原稿執筆のため、まさに自宅にカンヅメ状態。ほぼ2週間弱で書き上げねばなりません。

取材や打ち合わせなどほかのスケジュールは極力入れずに、環境を整えたまでは良かったのですが、自宅には、最大の難物・娘(10歳)がいた~(>_<)

一人っ子で、とにかく母が大好きな娘は、何かあると「ねえ~、お母さん」と話しかけてきます(そばにいないときは、何か悪巧みをしているときの可能性大)。

借りているシェアオフィスに行って仕事をすることもできるのですが、執筆には膨大な資料な資料が必要で、さらにこの暑さの中、移動する労力と時間を考えると・・・・

なんとか原稿をアップした後は、娘の読書感想文やら自由研究のお手伝い。この超多忙な母が一生懸命、子どもに付き合っていると言うのに、夏のレジャーも宿題も送迎も、すべて夫はまったくノータッチ。

小学校の部活で忙しい娘とは、休みが合わず結局1日も遊べなかったと文句タラタラ。まったく、いつになったら、イマドキの子どもには、親の方がスケジュールを合わせてやらなければならないことに気付くのやら。

さて、前置きが長くなりましたが、とにかく静かな日々が戻って嬉しい9月。実はがんの征圧月間なのです。

公益財団法人日本対がん協会では、昭和35年(1960)から、毎年9月を「がん征圧月間」と定め、がんやがん予防についての正しい知識の徹底と早期発見・早期治療の普及に全国の組織をあげて取り組んでいます。

「制圧」という強い言葉が使われているところから、時代と力強い意思を感じますね。

制圧月間のハイライトは毎年行われる全国大会です。今年は、9月4日(金)に群馬県(前橋市民文化会館)で開催。各地で活動する方々が、一堂に会してがん征圧の決意を新たにする機会となります。

同協会がグループ支部から公募した2015年度のがん征圧スローガンは、

「健康が 自慢のあなたも がん検診」

まったくそのとおりです。自覚症状のほとんどないがんだからこそ、定期的で適切ながん検診を行い、早期発見・早期治療が肝心なのです。

「AKIBA Cancer Forum2015」に参加ーホットな1日でした!ー

みなさん、ごきげんよう。FP黒田です。

黒田がアドバイザリーボードを務めております(何もお役に立っていないのですが(苦笑))NPO法人CNJさん主催の「AKIBA Cancer Forum2015」(以下ACF)が、秋葉原UDXにて8月8日(土)に開催されました。

昨年は、講師として登壇させていただきましたが、今年は取材の一環として、またまた是非とも受講したいセミナーがあり、一参加者として会場に足を運びました。

昨年もたくさんの来場者数だと思いましたが、今年はそれにも増してすごいことになっていました!

ソッコーで目当てのセミナー会場の席を確保しなければ、立ち見もしくは満員御礼で会場にすら入れません。1つのセミナーが終われば、次の会場へと走れ、走れ。日頃の運動不足を若干解消できた気分です。

見逃したセミナーも多々あるので、アーカイブになってアップされるのを心待ちにしております!

なお、今年のACFの模様は、黒田が連載しているFPSクラブ「がんに強いセールスパーソンになる」の9月掲載分(9/28)でも詳しくお伝えする予定です。

 

「知る」「学ぶ」「集う」市民のための学会!

「知る」「学ぶ」「集う」市民のための学会!

 

CNJ元事務局長(現・理事)の柳澤さんとパチリ

CNJ元事務局長(現・理事)の柳澤さんとパチリ

2015年度第1回(7月)「おさいふリング」について③

みなさん、ごきげんよう。FP黒田です。

7月29日(水)、第3回「おさいふリング」が開催されました。

3回目は、予定通り、希望者による個別相談です。

前回の2回目の際に希望された4名の方が相談にご参加。

事前にお渡しした「マネープランカルテ」に、属性情報や相談したい事項など記入してご持参いただき、それを拝見しながら、社会保険労務士の豊島さんと一緒にお話を伺います。

割り当て時間はおひとり1時間程度。相談50分を目途に、残り10分でまとめと、感想などのアンケートをご記入いただいて、こちらからは本日の相談のポイントを書いたものを「処方箋」ということでお渡しします。

色々なお話をしているうちに、1時間はあっという間でしたが、ご相談者が4名ですので、合計4時間。この日は、昼前から取材や打ち合わせなどで、ずっとしゃべりっぱなし。今日も1日、本当によく動いた口です(笑)

さて、ようやく1回通しで「おさいふリング」が終了しました。ご協力くださった方には深く感謝です。

まだまだ考えねばならないことが多々ありますが、次回9月も、頑張ってより良いものにしていければ、と思っております。

個別相談の様子

個別相談の様子

 

 

 

2015年度第1回(7月)「おさいふリング」について②

みなさん、ごきげんよう。FP黒田です。

7月22日(水)18:30~、第2回おさいふリングが開催されました。

先週の第1回目は、黒田の「がんとお金」に関するミニレクチャーが中心でしたが、第2回目は、参加者のみなさんのがんとお金に関するお困りごとについて、問題を共有・解決法を話し合う、という流れになっています。

おひとりずつ、お話を伺いましたが、お困りごとの共通点として挙げられるのは、現在のがん治療費以上に、今後、治療費などお金が出て行く一方で、収入が先細りになってしまうことに対する不安感やお悩みが強いということでしょうか。

ほとんどの方が、がん告知から2~3年以内、治療が現在進行形の方ばかりでしたので、なおさら、将来の見通しに対して不安を感じておられるのかもしれません。

結局、次回3回目の個別相談には、参加者5名中4名の方がお申込みされました。個別相談は、おひとり1時間程度。万事その場で解決とはならないでしょうが、一緒に、何らかの解決法のきっかけでも見つけられれば、と考えています。

また今回は、週刊東洋経済さんと株式会社メディネットさんのダブル取材もありました(就労リングと同様に、おさいふリングもギャラリーが多いです(笑))。

今回の参加者はすべて女性。しかもアドバイザーも女性が多くを占める会ですので、終了後の記者さんの「まるでガールズトークみたいですね~」というコメントが言い得て妙でした。

いずれ何かの形で「おさいふリング」がメディアに紹介されることがあれば、ブログでもご案内させていただきます。

2015年度第1回(7月)「おさいふリング」について①

みなさん、ごきげんよう。FP黒田です。

7月18日(土)、記念すべき、第1回おさいふリングが無事終了しました。

参加者は7名の予定でしたが、体調不良等で4名のご参加。さらに、な、なんとご多忙を極める山内英子先生が飛び入りでご参加され、とても充実した2時間となりました。

第1回目は、みなさんの自己紹介と黒田の「がんとお金」に関するミニレクチャー。

当初の予定では、ミニレクチャーは1時間程度のつもりだったのですが、山内先生を筆頭に、みなさんから熱心なご質問やご意見が飛び交い、結局1時間半以上を費やすことに。

それでも、山内先生のような臨床の医師の方に、がんとお金に関する考え方や公的制度、民間保険などについて意見を伺うことができて、大変勉強になりました。

それになにより、山内先生のオーラが違います!!!こちらも身を引き締めて、活動に取り組んでいかねばと、再認識いたしました。

次回は、7月22日(水)18:30~の予定です。参加者のみなさん!宿題も宜しくお願いしますね。

がん経験者必見の内容です!

がん経験者必見の内容です!

聖路加国際病院で「おさいふリング」始まります!

みなさん、ごきげんよう。FP黒田です。

7月18日(土)から、聖路加国際病院で「おさいふリング」がスタートします!

思い起こせば、昨年10月の第2回日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会の市民公開セミナーで、聖路加国際病院の乳腺外科部長である山内英子先生と一緒に登壇させていただいたのがきっかけ。

その際に、「がん患者さんが経済的な問題を気軽に相談できる場を病院内で作りたい!」という黒田の厚かましい要望に対し、「それじゃあ、一緒にやりましょう!」と声を掛けてくださった、始まりでした(しかも、ご快諾くださったのは檀上でです。さすが英子先生~)

それから、聖路加国際病院の医療連携相談室の橋本さんには、大変なご尽力をいただきました。また、社会保険労務士の豊島さんにも、、ともに個人相談をご担当いただくなど、お手伝いをお願いしています。

多くの方の出会いとお力に支えられて。

がんとともに生きていくがんサバイバーとそのご家族の未来のために、ぜひ「おさいふリング」を実のあるものにできれば幸いです。

山内先生を囲んで、社労士の豊島さんと黒田

山内先生を囲んで、社労士の豊島さんと黒田

山内先生、橋本さん、豊島さんと一緒に

山内先生、橋本さん、豊島さんと一緒に

アピタルがん夜間学校で「がんの治療にかかるお金」の授業を行いました

みなさん、ごきげんよう。FP黒田です。

さて、先日、久々に生放送に登場!

アピタルがん夜間学校は、朝日新聞医療サイト・アピタルさんと私がアドバイザリーボード(外部評価委員会)もつとめるキャンサーネットジャパンさんの共催で行っている番組です。

7月15日は、「どうしたらいい?がんの治療にかかるお金」ということで、黒田が講師を担当しました。

アピタル編集長の田村さんのリクエストで、「とにかく、今回はギューギューと内容を詰め込む感じで。視聴者の方が消化不良を起こすほどに」と言われていたので、講義の内容は、1時間という講義時間に対して超盛りだくさんとなっております。

生放送でご覧になっていた方は、大変だったかと思いますが(でも、話す方も結構大変なんです~)、よく分からなかった部分は、アーカイブでゆっくりご確認ください。

アーカイブがアップされたらまたお知らせします。

日直兼アナウンサーの小林さんが、「面白いから、これも残しておいて欲しい~!」と言われた授業の後の放課後の様子はアーカイブになっているかはわかりませんが・・・

apital

アピタル編集長田村健二さん、アナウンサーの小林美幸さんと

★なお、次回のがん夜間学校は8月19日20時~「抗がん剤は効くの、効かないの?」というテーマで、

講師は、日本医科大学武蔵小杉病院腫瘍内科の勝俣範之先生です。

こちらも楽しみですね。